都会のイルミネーションは1人で見ると死にたくなるけど2人で見ると100パー生きる

よく歩きよく喋りよく笑った日曜日。

12月は普段見る街もいつもと違うようで
みんなちょっとソワソワしていて
全然関係ない私も嬉しくなるから好きな月だ。

あっという間に一年か。かといって寂しさもやり遂げた感もない。日常が一歩ずつ繋がってただいつもの明日が来る感覚で何十年も経っている。

同窓会で良い女って言われたいな〜と言う友人に同意しつつ一度も同窓会に出た事が無ければ卒業アルバム燃やした事を伝えると「闇が深ぇぇ〜〜」とゲラゲラ笑ってくれた。

つまりそういう事。否定したい過去も笑い飛ばしてくれる今があることのなんと素晴らしい事か。

死にたいは生きたいの表裏一体であるって眩しすぎるイルミネーションに歓喜しながら強く思った。

みんなが夢中になってベストポジションの中撮影を試みる様子を尻目に、止まる事なく走りながらイルミネーションをパシャパシャ撮影している友人は「こんなもの撮っておけばいいんだ!」とヘラヘラしてケータイのカメラを振り回し最高にカッコ良かった。

光はただの光でしかなく収めることすらバカらしく、目で見たそれが全てである。今この時の空気と温度と音と光が全集合となってイルミネーションとなる。そんな気がした。

だけど私は撮ってしまったけど。
過去も未来も踏み倒す勢いで今にしがみついているのはそれを笑ってくれる人がいるからという一枚。

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